【ひかりをあてるのはあなた】
夜でも花は咲いている
どんなに暗いときだって
ビルの隙間の日陰にだって
足下いっぱいに咲いてるの
でも、それが目に入らない
目の前が真っ暗だと思ったり
四方八方が囲まれてると思ったり
周りの人の顔ばかり見ていたり
はたまた上ばっかりを見ていたり
足元にチャンスの花が咲いてても
目に入らない。気づかない。
花が咲いていないのではない
ひかりを当てていないだけ
ほんとうは、
自分で花を咲かしているのに
いつでも明かりをともせるのに
見ないようにしているの
見えないふりをつづけるの
チャンスが来ないと嘆きつつ
今日も真っ暗と嘆きつつ
花は枯れたと嘆きつつ
灯りをつけずに諦めてるの
それでも花は咲き続けるの